■コルチュラ島(Korcula)
ワインやオリーブオイルの生産が盛んで、マルコポーロ生誕の地と言われている島。
一周を20分程度で歩けるほどのコンパクトなサイズの旧市街は美しい建造物が並び、博物館のようです。その旧市街地を上から見ると、魚の骨のように見えるのが面白いです。
マルコポーロの生家と呼ばれている場所もあります。
伝統芸能の「モレシュカ」と呼ばれる、中世の衣装を身にまとった剣士同士の闘いを観光客の為に上演しています。
<アクセス>
ドヴロブニクやストンからは車でフヴァルやスプリットからは船で行けます。
ドヴロブニク発の日帰りオプショナルツアーもあり。
■フヴァル島(Hvar)
クロアチアの島の中でも一番有名な島がこのフヴァル島です。
とても温暖な地中海性気候と美しい砂浜、地中海性の植生を持っているためにヨーロッパ各地から観光客が押し寄せます。
ドヴロブニクと並ぶ人気観光地の為、物価は他の都市と比べて高めです。
<アクセス>
スプリットかドゥヴロブニクから[read more=”続きを読む” less=”閉じる”] フェリーかカタマランでの移動。
ハイシーズンの夏期はチケットが売り切れてしまう事もあるので、早めに購入されるのをお勧め。
弊社でチケット手配も代行しています。
フェリー・・・車も載せて運行する。甲板に出られるのでクルーズ気分が味わう事が出来る。
カタマラン・・・フェリーの約2倍の速さで運行している。 甲板には出られない。
港はフヴァル、スターリグラード、スチュライの3箇所に就航しています。
<名産>
・ラベンダー
ラヴェンダー栽培が盛んな為、別名『ラヴェンダーの島』とも呼ばれて、クロアチアを代表する定番のお土産にもなっています。
・ワイン
クロアチア国内に2つある最も有名なワイン醸造地帯の一つ。
フヴァル島南部のワイン用ブドウ畑は、フヴァル島が原産のプラヴァツ・マリ種のブドウからつくられる赤ワインが有名。
・レース
幻のレースと呼ばれて、世界無形文化財として保護の対象とされているレースが伝わります。
<観光地>
・フヴァルタウン
フランシスコ会修道院や聖ステパノ大聖堂など、島を代表する数々の歴史的建造物が点在します。
聖ベネディクト修道院には「幻のレース」と呼ばれているレースが伝わっています。
島の北にそびえる城塞からは、フヴァルタウンの町並みや、海の向こうの島々まで見渡すことができるので、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
リゾートの拠点で、ホテルやヴィラが海岸沿いにたくさん建ち並んでいます。
・スターリグラード
クロアチア語で「古い町」という意味。その名の通り、紀元前から続く町で、古代ギリシャ人によって築かれたと考えられています。
博物館や修道院の宝物館などでは、古代ギリシャ・ローマ時代の遺物が展示されており、フヴァル島の深い歴史を知ることができます。
・スターリグラード平原
当時の農地が現代にも残る平野は歴史的価値が認められて2008年に世界遺産に登録されました。 [/read]
■ロシニ島(Losinj)
イストラ半島のリエカからフェリーやバスで簡単に行く事ができます。
ザダルやプーラからも行きやすく、アクセスに便利な島です。
多くのウォータースポーツを楽しむことができるのも、観光客に人気の理由で、夏季はドイツやイタリアから観光客がたくさん訪れます。
イタリアから近い影響もあり、島のほとんどの人がイタリア語を話せます。
野生動物や植物が多く、大自然に囲まれて自給自足の生活と、カフェやBARなどのナイトライフも楽しめる、若者にお勧めの島です。
島周辺に住むバンドウイルカはこの島の見所の一つ。
古代ギリシアの彫刻によく見られる主題「アポクシュオメノス(Apoxyomenos/古代ローマなどで使われた肌かき器を使って汗や汚れを落としているアスリートを表す)」のほぼ完全なブロンズ像が見つかっている事でも有名。
■ヴィス島(Vis)
「緑の洞窟」が有名。
クロアチアでも唯一古代ギリシャ人の墓地や古代ローマの浴場、ティト軍の潜んだ洞窟などが残っています。
<アクセス>
スプリットかフヴァル島からフェリーで行きます。
■ビシェボ島(Bisevo )
「青の洞窟」が有名な島。
イタリア・カプリ島の青の洞窟にも劣らず美しいです。
青の洞窟へは4月~10月に入る事ができ、その中でもベストシーズンは6月~8月。
<アクセス>
フヴァル島やスプリットからフェリーで行けます。
■コルナティ諸島
涙と星屑から創られた島々と言われています。
アイルランドの有名な劇作家バーナード・ショーが、この地を訪れた時にその美しさに感動し、「天地創造の最終日、神は自らの仕事を飾るために、涙と星屑と息吹からコルナティ諸島をお作りになった」と讃えるほど。
白い島と青い海が複雑に入り込んで迷路のような海域となっており、ヨットマン憧れの地となっています。
<アクセス>
ザダルやシベニクからフェリーで行けます。
<過ごし方>
クルージングや島の教会巡りなど。
■ムリェト島(Mljet)
深い緑に覆われ、地中海の中でも最も美しい島の一つとしてあげられる。
島には大きな湖が2つあり、西部約3分の1が国立公園に指定されています。
ギリシャ神話の英雄オデュッセウスや新約聖書にでてくる使徒パウロにまつわる伝説も残る。
<アクセス>
ドヴロブニクからフェリーで行けます。
<みどころ>
「ベリコイェゼロ(大きな湖)」と「マロイェゼロ(小さな湖)」や、湖の上に浮かぶ15世紀に建てられた修道院、古代ローマ時代の遺跡など。
自転車を借りて島を周るのも楽しめます。
■ロクルム島(Lokrum)
ドヴロヴニクの約600m沖合に浮かぶ島。
ドヴロブニクの喧騒に疲れた観光客が向かう癒しの島でもあります。
ヴロヴニク旧市街を上から撮影する時に左上の方に一緒に写っている島がロクルム島です。
上陸すると、孔雀やウサギなどの野生動物と修道院の廃墟が出迎えてくれます。
海水浴客も多いです。
話題になっている映画「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地として、ロクルム島は物語上の架空大陸”エッソス”のクァースという都市として登場します。
<アクセス>
ドヴロブニク旧市街の港から片道10分の距離にあります。
船は30分おきに運行しており、船代は往復で7ユーロ。
■ブラチ島(Brac)
ズラトニ・ラットZlatni Rat(黄金の角)と呼ばれるビーチが有名な島。
<アクセス>
スプリットからフェリーで約1時間で行きます。