You Tubeでもクロアチアの基本情報を解説しています。
クロアチアってどんな国!?
近年は認知度もじょじょに上がってきているクロアチアですが、それでもフランス・イタリア・スペインと言った他のヨーロッパ超人気国と比べるとまだまだ認知度が追いついていないと思います。
クロアチアといってすぐに思いつくのは「サッカー強豪国」、「内戦のあった国」と言ったイメージの強い国ですが、もっと知っていただきたい魅力的な要素がたくさんあります。
位置
東ヨーロッパに位置していて、バルカン半島と呼ばれる半島の中の一つの国。
イタリアからアドリア海という海を挟んで右側にある国という説明が分かりやすいです。
国土
九州の約1.5倍。
それほど大きな国ではありません。
ひらがなの「く」の字の形に似ています。
歴史
昔からクロアチアという国があったわけではない。
紀元前はローマ帝国、中世はベネチア共和国、ハプスブルク帝国、オスマン・トルコ帝国といった当時の様々な強い国の領土になっていました。
近年だとユーゴスラビアという社会主義の国でした。
それが「クロアチア」「スロベニア」「セルビア」「ボスニア・ヘルツェゴビナ」「モンテネグロ」「コソボ」「マケドニア」の7つの国に分裂しました。
1991年に独立したばかりで、立国から30年ほどの若い国です。
フライト
日本から直行便は飛んでおらず、中東やヨーロッパの各都市、アジアだとソウルを経由して行く事になります。
日本から最短で14時間ほどかかります。
国旗
赤白青の3色旗。
真ん中に国章と赤白のチェックがあります。
“クロアチア=赤白のチェック”というイメージを持つ方も多いかもしれません。
このチェックは中世から使われていて、クロアチア民族を象徴するもの。
いわばクロアチア民族の誇りを表しています。
人口
約440万人。
クロアチアへ来る観光客はどんどん増え続けていて、近年だと約1800万人の観光客が訪れます。
人口の約4倍の観光客が来る観光大国というのがクロアチアの実態です。
有名観光地
①ドブロブニク、②プリトヴィッツェ公園、③ザグレブ、④スプリット、⑤フヴァル島 が代表的な観光地。
クロアチアの国土は美しいアドリア海に面していて、1000を超える島々があります。
そういった背景もあって、他のヨーロッパの国からバカンス中に遊びに来るリゾート地として昔から有名です。
日本人がクロアチアに惹かれる理由の1つとして、ジブリ映画と縁があるところも大きいです。
魔女の宅急便と紅の豚の2作品の舞台になったと言われています。
また、世界的に大ヒットしたドラマゲーム・オブ・スローンズの撮影のロケ地でも使われた事もあって、どんどん注目度が上がってきています。
スポーツ
サッカーの強豪国。
2018年開催のロシアのワールドカップでは準優勝になりました。
その大会のMVPで選ばれたのがクロアチアの選手でルカ・モドリッチでした。
クロアチアの国技であるハンドボールと水球も盛んです。
日本とクロアチアの関係
当時のユーゴスラビア時代の内戦でクロアチアもかなり傷つきました。
その復興の為に日本からもNPO団体が赴いて、たくさんの復興作業をしました。
例えば日本の良い文化を伝えたり、孤児院を訪問したり、地雷を撤去したりなど。
ユーゴスラビアの大統領だったチトーが日本と深い交流を持っていて、日本の文化がクロアチアに取り入れられるきっかけになりました。
例えば、俳句・柔道・剣道・空手などはクロアチアで教室もあるほど。
クロアチア発祥
発明品もあります。
シャープペン・万年筆・交流発電機・飛行船など。
クロアチア雑学のページもご参照ください。
クロアチア料理
様々な国の領土だった関係で、多国籍な文化が入り、クロアチア料理と言えばコレ!というものがありません。
海側だとイタリアから近い関係でパスタ・リゾット・ピザ、内陸部だとオーストリアやハンガリーの文化が強く肉料理がメイン。
そんな中でもガイドブックにも載っているクロアチアの代表料理を紹介しますと
「タコのサラダ」、「ザグレブ風カツレツ」、「サルマ(クロアチア風ロールキャベツ)」、「郷土料理ペカ」など。
日本人の口に合う料理ばかりです♪
ワインやオリーブオイルの産地でもあり、ヨーロッパの有名なコンテストで金賞を獲得するほどの実力派の農園が数多くあります。
トリュフの産地としても有名。
当時、世界一大きい2キロほどある白トリュフがクロアチアで獲れた事で話題になりました。
有名人
学校の授業でも習った冒険家で東方見聞録を出したマルコ・ポーロ
発明家のニコラ・テスラ。
最近だと格闘家のミルコ・クロコップ
治安
とても良いです。
クロアチア人はすごくフレンドリーな人柄で、その温かさに触れたくて何度もクロアチアへ行く人もいるぐらいです。
ただし、ヨーロッパ全土で観光客を狙ったスリは多発します。
ヨーロッパの他の国から人気観光国に行って出稼ぎをする感覚でスリをしに来る人もいるようです。
クロアチアもスリの被害は出ているので、お気を付けください。