クロアチアの公用語はクロアチア語です。
「クロアチア語は話せない…」と不安に思われる方も多いと思いますが、他のヨーロッパ各国と同様に、クロアチアの観光地では基本的に英語が通じるので、そこまで困ることはありません。
ただ、観光地ではない場所ではクロアチア語表記のみだったり、高齢の方の中には英語が得意でない方もいらっしゃったりもします。
覚えておくと便利なクロアチア語のフレーズ
クロアチア語を知っていると現地の方とその国の言葉でコミュニケーションを取ることができ、さらに楽しい旅行になると思います。
ここでは簡単な会話のフレーズをご紹介します!
・Dobar dan!(ドーバル ダン):「こんにちは!」
お店に入ったときなどいつでも使える便利な言葉。基本は日中の時間帯に使います。ショッピングでもレストランでもとにかく使うタイミングの多い感謝を伝える言葉です。
・Hvala!(フヴァーラ):「ありがとう!」
感謝の気持ちを伝えるために、現地でもよく使われる一般的な言葉です。短い言葉で発音も簡単なので、何かをしてもらったときやお店をでるとき、元気に「Hvala!」と言ってみましょう。
きっと店員さんも笑顔で「Hvala!」と言ってくれますよ!
・Dobro!(ドブロ) / Ukusno je!(ウクスノ イェ):「美味しい!」
クロアチア料理は海鮮料理から肉料理、スイーツまで美味しいものばかりです。レストランでの食事の際や市場で試食した際など、気軽に使ってみてください。
・Koliko Košta?(コリコ コシュタ):「いくらですか?」
青空マーケットや屋台の場合、値段が書いていなかったり、店員が高齢の方だったりすることがあるため、覚えておくとスムーズに買い物ができて安心です。
番外編
簡単な会話のフレーズもちろん便利ですが、実際にクロアチアに行ったときに「?」となった経験から、知っておくと安心な単語を少しだけご紹介します。
・pivo(ピーヴォ):ビール / vino(ヴィノ):ワイン
食事の際に注文する方が多いビールやワイン。クロアチア語だと「Beer」「Wine」ではないため、クロアチア語のメニューの場合なかなか見つからないことが…。
クロアチア語でビールは「pivo」、ワインは「vino」と言います。もし英語メニューがないお店に入った場合には、この単語を探せばクロアチアのビールやワインを飲むことができますのでご安心を!
・Zagrebački odrezak(ザグレバチュキ オドレザク):ザグレブ風カツレツ
ザグレブ風カツレツとは、薄い肉でチーズやハムを挟んで揚げたザグレブ名物で、大人から子供まで多くの人に好まれる料理です。
しかし、注文の際には一点注意が必要で、お店によっては「cutlet」というメニューがあることがあります。
これは、ザグレブ風カツレツとは全く別物ですので、ザグレブ風カツレツご注文の際は「Zagrebački odrezak」を探してくださいね。
・ulaz(ウラズ):入口 / izlaz(イズラズ):出口
odlazak(オドラザック):出発 / dolazak(ドラザック):到着
空港や長距離バス乗り場でよく見かける単語です。
こういった場所では英語表記があることが多いですが、クロアチア語も知っておくと安心です。
英語がわかれば困らないとはいえ、せっかくの旅行ですので簡単なクロアチア語に挑戦してみましょう。
現地の方とそこから話が広がることもありますし、今まで以上に思い出深い旅行になるかもしれませんよ!