ガイドブックにも載っていない穴場の観光スポット「ソコルグラード(Sokol Grad)」をご紹介します。
「鷹の街」という意味のソコルグラードは、コナブレ(Konavle)地方のドゥナーブ(Dunave)村にあります。
ドブロブニク旧市街からは南に約40キロ、ドブロブニク空港からは南に約20キロ、ボスニア・ヘルツェゴビナやモンテネグロとの国境近くの山の中腹にそびえ立つ要塞です。
かつてのドゥブロヴニク(ラグーサ)共和国の防衛拠点として、旧市街の城壁と同じくらいの時代に作られ、ヴェネツィア共和国やオスマントルコ帝国から守る為の重要な軍事拠点になっていました。
1966年から半世紀に渡る集中的な修復工事の末、約350年の時を超え2013年に一般公開されました。
最上階からはコナブレの山地と、美しいアドリア海を眺める事ができます。
要塞には大砲が備え付けられていて当時の軍事拠点だった名残りがあり、建物の中は博物館になっていて、紀元前から近代史までの生活の出土品などが展示されています。
ちなみにグラード(Grad)はクロアチア語で「街」、スロベニア語だと「城」という意味に変わります。
グラード(Grad)という言葉のついた地名ですが、他にはフヴァル島にある世界遺産の街・スタリーグラード(Stari grad)が有名です。
ソコルグラードのおすすめの観光方法は、専用車をチャーターして、モンテネグロのコトルやブドヴァとセットでまわる方法です。
ベストクロアチアでは、ドブロブニク日帰り観光の為の専用車チャーター手配も承っています。
<住所>
20216, Dunave, Croatia
<営業時間>
平日 10:00-19:00(夏季)
※夏季以外は短縮営業
<入場料>
70クーナ(7歳から18歳まで:30クーナ)
※時期により、料金が変わる可能性があります。