オフシーズンと見られがちな冬のクロアチアですが、冬にしか見られない通常とは違った魅力も味わえるんですよ。
気温は、内陸部は氷点下を下回る事もあり寒いのですが、観光客も冬にはめったに来ないので、街中も人はまばら。
すいすいと観光地を回る事が出来ます。
ヨーロッパはドイツやフランスのクリスマスマーケットが有名ですが、ザグレブのクリスマスマーケットも世界的に有名で、20以上の都市の中から投票される「ヨーロッパ・ベスト・クリスマスマーケット」で称号を贈られた事もあるほどなんです。
賑わっているのは、主に以下3箇所。
・イェラチッチ広場周辺
・ズリニェバッツ公園周辺
・ケーブルカー乗り場周辺
開催時期は12月上旬から1月上旬までですが、狙い目は12月上旬から23日頃まで。
本番の24日~26日はお店は営業せずにみんな家でゆっくりと過ごしています。
92個ある滝が氷に包まれ、見事な氷爆を鑑賞する事が出来ます。
入園料はピーク時期の半額相当の値段です。
(プリトヴィッツェは年々、入場料が値上がりしていて高いです。)
■霧に包まれた天空の街モトヴン
モトヴンはイストラ半島にある人口531人の中世の面影が残る小さな村。
小高い丘の上にある村には秋から冬にかけて霧が発生します。
その光景が「天空の城ラピュタ」さながらの幻想的な光景となり、観光客の間で話題になっています。
11月下旬から2月にかけて特に発生しやすいので、冬のクロアチア旅行を検討される方には是非お勧めです。
村の周りは「トリュフの森」と呼ばれるトリュフの産地。
トリュフ犬と一緒にトリュフを狩って、トリュフをふんだんに使ったトリュフ料理が食べられるツアーもご用意出来ます。
※こちらは珍しく雪が積もっている冬のサロナ遺跡(スプリットから路線バスで20分ほどにあります)
気温ですが、内陸部は氷点下を下回る事もあり寒いので、長めのコートやセーター、厚手のブーツや靴下など真冬の防寒着を準備していきましょう。