2020年3月5日から13日間、クロアチアとスロベニアの視察をしてきます。
常に最新のクロアチア情報をアップデートしてお客様にお届けしたいのと、メジャーどころ(ザグレブ・プリトヴィッツェ・スプリット・ドブロブニクなど)は何度も足を運んでいますが、地方(イストラ半島やダルマチア北部など)の理解をもっと深めたいという思いもあり、提携している現地旅行会社の人のアテンドで一緒に車でまわる事になりました。
どうせならイストラ半島からも近いスロベニアもという事で、以下の旅程でまわります。
■旅程
ザグレブ→リュブリャナ→ブレッド→ポストイナ→シュコツィアン→オパティア→ロヴィニ→プーラ→バレ→リヴァデ→モトブン→グロジュニャン→リエカ→ザダル→シベニク→クルカ公園→シニ→トロギール→スプリット→フヴァル島→ドブロブニク
■する事
観光地・ホテル・現地レストラン視察
日本語ガイドとミーティング
ワイナリー視察
オリーブ農家視察
トリュフ狩り体験
セスナ遊覧体験
合計21都市、かなり濃密な旅になりそうな予感です。
森が住んでいるのは名古屋なので、出発空港は中部空港から。
なるべくお客様もよく利用する航空会社にしたかったので、近年クロアチアへのアクセスが抜群に良くなり価格もお値打ちなポーランド航空を利用。
中部から成田までの国内線を追加で付けます。
行きはスムーズに2時間の乗継ぎで行けますが、帰りは乗継ぎ時間が非常に悪いので新幹線で帰る予定です。
知っている方はやっていると思いますが、オンラインチェックインを使えば通常座席指定できない席も開放されて、かなり良い席をゲットできる事もあります。
今回は一番前の席をゲットできました。
CAは男性が半数ほど、親切な応対をしてくれます。
現在、新型コロナウイルスが猛威をふるっているので、チェックイン時や入国時に健康状態のチェックがあります。
機内で配られたのがこちらの用紙ですが、おそらくポーランド入国時に提出する書類なので、乗継いでクロアチアへ行く人は入国審査で健康調査票が渡されます。
機内では欧州系の人もけっこうマスクをしていますが、乗継ぎ先のワルシャワに着くと、欧州系の人はほとんど誰もマスクをしていません。
ワルシャワの乗継ぎは1時間ほどで、ターミナル移動も無いので、本当に簡単に乗継ぎができます。
さぁ、ザグレブに到着!

入国審査場で「Where are you from?」と聞かれたので「Japan」と答えると、すぐさま右手にあるカウンターへ誘導されました。
ここでは健康状態や個人情報の記入と、滞在中は健康状態を常に健康機関へ報告しないといけないという説明を受けます。
記入する項目が結構多く、20分ほど足止めをくらいましたが、乗客が少ない方だったので、まだ少ない時間で済んだ方だと思います。
こちらが記入する用紙です。
その後、記入した内容がまとめられた紙と、現地での連絡先の記入のある紙を渡されます。
蛍光ペンでマーカーされているところの電話番号に連絡をするか、内容がまとめられた紙に記載のメールアドレスにメールしてくださいと案内されます。
※この連絡を忘れると、向こうから電話がかかってきます。
連絡はもちろん英語なので、「私は健康です」「発熱はありません」「めまいなどありません」という言葉を英語で話せるように予め準備しておいた方がいいと思います。
どの国でもマニュアル的で冷たい対応をするケースも多い入国審査場で、特に海外に降り立った瞬間はちょっとした緊張感があったりしますが、クロアチア人の温かさにすぐにほぐされます。
検疫官の女性の人は「こんなにたくさんの都市に行くの?どこも素晴らしいところだから、楽しんできてね♪」と言ってくれたり、入国審査管の男性の人もずっと笑顔で「ウェルカム」と言ってくれたり、コロナで日本人も警戒している中でも、この人懐こさや温かさにはとても癒されました。
出口右側にあるATMでクーナをおろし、シャトルバスで市内へ移動します。
所要30分ほどでバスターミナルへ到着。
ここからトラムに乗り継いで宿泊ホテルへ向かいます。
※3月はオフシーズンなのでまだ大丈夫ですが、夏場などはザグレブバスターミナルはスリの被害も多発している場所です。
泊まるホテルは弊社でもよくお客様に提供しているHotel Jadran(ホテルヤドラン)。
3星クラスでお値打ちに宿泊でき、グレードを気にされない方には無難に泊まれるホテルとしておすすめしています。
この後、現地旅行会社の人とザグレブ在住の日本語ガイドさんと会食の約束があるので、指定のレストランへ向かいます。
ホテルの目の前にある通りをまっすぐ西へ歩くと5分ぐらいで中心地・イェラチッチ広場へ行ける好アクセス。
途中で寄り道して、ザグレブ大聖堂をちょっと見学。夜もライトアップされて壮大です。
こちらは夜のイェラチッチ広場。
ザグレブは一番多く訪問している都市。
あぁ、クロアチアに帰ってきたーっと感じます(笑)
街中でもマスクをしている人は皆無でした。
レストランは、ケーブルカーを上がってすぐに左に曲がった場所にある「Bistro Vještica」。
観光客はあまり行かない雰囲気のお店です。
こちらはザグレブ在住の日本語ガイドのイヴァナさん。
森はクロアチアで挙式をしましたが、その時の通訳ガイドもしてくれました。
日本人のような細やかや気配りをしてくれる方で、明太子や高菜や煮物が好き。
会う度に日本人じゃないのかと思ってしまいます。
北クロアチアの肉料理がメインでとても美味しい!
鳥の臓物と小麦のスープと、豚肉のパリパリフライとじゃがいものポタージュ。
お客様からよく観光客じゃなく地元の人が行くおすすめのレストランを教えてほしいと言われますが、クロアチア人は早くて安さが売りのファーストフード店に行くケースが多いそうです。
レストランなんかは何かのお祝い事で利用するぐらいで、バーにはよく行きます。
日本のような惣菜が売られている事は無いですが、基本は家庭でも料理をちゃんと作っているので、あとは家で食べます。
食事後はホテルに戻って明日の支度をして寝ようと思いますが、時差の関係ですぐ目覚めてしまいます。
日本とクロアチアは冬で8時間、夏で7時間の時差がありますので、到着初日は1日をかなり長く過ごしている事になります。
せっかくのクロアチア旅行、体調を崩さないように、初日は無理をせず早めに就寝するのがおすすめです。